ホントの私は誰だ。

2001年8月12日
私は童顔だ。私は背が小さい。私は内弁慶だ。
よって、初対面の場合、従順可憐で清純な小鳥ちゃんと思われることが多い。

しかし、私は猪のように荒い。気が強い。プライドが高い。理屈っぽい。よって、2週間も経つと、見た目と違いすぎるとあきれられる。

ホントの私ってどんなだろう。

高3で中1と間違われ、パート先では高校生と間違われ、派遣先ではインターンシップの学生と間違われ、・・・とにかく-5才くらいのかわいこちゃんの役割を求められる人生である。

レースのエプロンで「ごはんにする?おふろにする?」な奥様像を期待されがちなため、男相手となると力が入った。自分がこびてるように思えて、ひねくれていった。一人前に扱ってくれ!対等に喋らせてくれ!守ってくれなくていいから!

そーやってピリピリしてるうちに、なんだかかわいげがなくなってしまったのである。感情表現の乏しい、面白くない人になってしまった。
困った。こうゆうのを目指したわけではなかったのに。

そして、私は大切な3人に出会ったのです。
彼らは言いました。「素直なのはいいことだ。」
私はよく泣く。よく喋る。よく笑う。よく怒る。
それを表に出せばいいのにと言いました。
あー、そういや私は感情の起伏が激しいんだった、と思い出しました。 

結局、私は、若かりし頃の私が思ったほど一人前ではなかったし、(出会う相手も半人前だったし)、ちょっとは守ってほしかったし、小鳥ちゃんだし、猪でもあるし、ひとつには絞れないんでした。

周りの人の目には、うそーんっていう私も写ってて、でもその私も確かに私で、それがいやな私なら変えていきたいけど、最近は新しい私を見つけてくれてありがとうっていう気持ち。
私が思う私らしさも大事だけど、人から不意に指摘される私も新鮮でおもしろい。
違う違うって拒否するよりも、それもありかーと開き直るほうが、私も楽しい。

この春からずっとそんなことを考えてたのでした。

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